装置診断に基づくメンテナンス・ソリューション提供で安定稼働＆コスト削減を実現
前処理・ろ過 用水・純水 純水・超純水 製造プロセス
このような問題でお悩みの企業様に最適です
- 装置の老朽化による故障リスクを低減したい
- 原水・処理水の水質が悪化傾向で不安
- 将来計画に対する処理能力不足に懸念
- 電力・水道・薬品費を削減したい
- 災害時に装置を稼働できるか不安
- 装置管理の後継者育成が停滞し将来に不安
水処理装置のお悩みを解決
水処理装置は、製品の品質を維持し、環境規制を遵守するとともに、地域社会への貢献にもつながる、お客様の事業にとって重要な要素です。近年、製造業を取り巻く環境は大きく変化しています。設備の老朽化が進む一方で、熟練技術者の引退や人材不足が深刻化し、現場の維持管理に多くの負担がかかっています。また、省エネ化やコスト低減、さらには自然災害などを見据えたBCP（事業継続計画）対策も求められています。
こうした複合的な課題に対し、クリタでは最適なメンテナンスとソリューションを提供しています。
本サービスの概要
クリタは、お客様が現在ご使用の装置を対象に、運転状況を多角的に診断し、装置更新の計画はもちろん、メンテナンスや省エネ・節水・IoT化など、お客様のニーズに応じた最適なソリューションをご提案・サポートいたします。
※ご要望があれば、BCP対策に向けたご提案も可能です。
ご提供までの流れ
※調査内容によっては、一部費用をご負担いただく場合がございます。
※他社設備でも対応可能ですので、お気軽にご相談ください。
※ご対応においては、人員に限りがあるためお時間をいただく場合や、ご対応出来ない場合がございます。
解決事例
本サービスのご利用により、お客様の課題解決につながった事例をご紹介します。
【解決事例 1】 純水装置の維持管理の手間・コスト削減を実現！
本事例のお客様は、工場の井水処理設備におけるプレフィルターの頻繁な閉塞が課題でした。
装置診断により閉塞原因を特定し、適切な孔径膜の選定と、定期的な逆洗頻度の設定が効果的であることが確認できました。
実際に膜式前処理設備を導入することで、従来2～3週間ごとに必要だったフィルター交換が不要となり、ランニングコストを約30％削減することができました。
安定した水質の維持と運用負担の軽減を両立した、効果的な改善事例です。
【解決事例 2】 老朽化による更新に併せて装置の全体最適化！
本事例のお客様は、純水装置の老朽化に伴い、更新にかかる費用に課題を抱えていました。
更新にあたり、お客様の運転状況のヒアリングを行ったところ、設備導入当初と比較して純水の使用量が減少していることが示唆されました。
そこで、装置診断のために仮説の流量計を設置し、純水の使用量を調査したところ、必要な純水量が純水装置導入時の8m3/hから3m3/hまで削減が可能であることが分かりました。
この結果を踏まえ、最適な装置スペックをご提案。更新時には装置を契約型純水供給サービス「KWSS」へ変更することで、更新による投資コスト削減、ランニングコスト削減、節水、運転管理の省力化など、設備の安定稼働とコスト最適化を実現しました。
さらに「KWSS」の導入によって、運転管理者の退職による人材確保の課題も解決することできました。
詳しくはこちら > 設備を買わずに純水を使う「KWSS」
事業継続性のポイント
装置導入費用
〇老朽化による更新時に純水供給ユニットの導入で初期投資ゼロ（※設置工事費のみ）
装置維持管理
〇水供給契約による月額定額支払いで予算の平準化を実現
〇クリタによるオペレーション＆メンテナンスで運転管理者の退職に伴う人材確保の課題も解決
【解決事例 3】 IoT監視ツール導入で運転管理を最適化、排水量30%削減！
本事例のお客様は、RO膜式純水装置を使用しており、排水量の削減が運用上の課題でした。
排水量削減に向け運転状況を把握するために、運転データの可視化が必要な箇所を装置診断により明確化しました。IoT監視ツールを導入して装置の稼働状況を解析した結果、一見問題なく稼働している装置でも、再起動の回数が多いなどの要因で、ムダな排水が発生している事がわかりました。
この解析結果をもとに、改善すべき箇所を特定し対策を講じたことで、年間排水量を約30%削減することができました。また導入したIoT監視ツールは、更なる水利用率向上のための解析やメンテナンス頻度の低減、運転管理の省力化など、設備運用の最適化に幅広く活用頂いております。
関連情報
設備を買わずに純水を使う「KWSS」
RO膜のサブスクリプション！コスト削減と安定運転に貢献
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相談事例
『純水製造を管理する人がいない…。』
電子部品製造業のお客様から純水装置の管理の手間を削減したいとのご相談がありました。運転状態の監視、メンテナンスなどすべてクリタが管理する「KWSS」をご提案。純水装置の管理業務がほぼ無くなり、他業務に回せる時間が増えたとの声をいただきました。
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製品サービス動画紹介
RO運転最適化サービス
RO膜装置の回収率（補給水量に対する処理水量の割合）を改善し、補給水量やブライン水量（排水量）を削減するサービスです。本サービスの導入により、事業所内の水使用量を削減したい、環境負荷低減を進めたい、コスト削減したいなど課題解決に貢献します。
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故障・トラブル事例
凝集沈殿法を用いた排水処理設備の運転トラブル対策
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相談事例
蒸気・ドレン(復水)配管の穴あきをなくしたい
蒸気・ドレン配管の穴あきにお悩みのお客様から頂いたご相談事例を紹介します。蒸気・ドレン配管に頻繁に穴があき、高額な補修費とエネルギーロスが発生していましたが、「ダイクリーンMR-514」で穴あきの原因である腐食を抑制。補修費を約40％削減し、エネルギーロスも抑制しました。
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相談事例
エネルギー消費量を減らしたい
「省エネ法で定める事業者クラス分け評価制度で、Sクラスを維持するため何かできないか」とのご相談がありました。25℃に加温されているRO濃縮水が排水されていることに着目し、この排水からのエネルギー回収をご提案しました。結果、Sクラス維持の見通しとなりました。
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相談事例
純水装置の更新にあたり、今よりも管理を楽にしたい
薬品再生式純水装置をお使いのお客様からのご相談です。RO(逆浸透)膜とKCDI(連続式電気脱イオン装置)を組み合わせた、薬品再生が不要な純水装置をご提案した事例を紹介します。お客様の運転管理の負担を大幅に削減できます。
