アルカリ廃液の自社処理化により、廃棄物量を年間400t削減!

秋田エプソン株式会社様

導入の背景・課題

エネルギー使用量や廃棄物量の削減と生産性向上の両立が課題でした

プリンターヘッドや水晶振動子センサ等の製造を主な事業とする秋田エプソン株式会社様は、エプソングループの一員としてグループ共通の環境方針に基づき、環境改善活動を推進されています。同社では、事業活動と環境改善活動との調和を目指し、エネルギーや廃棄物などの削減を生産性向上と同義と捉え、生産設備やユーティリティ設備などでの環境負荷低減に向けた取り組みを継続的に実施されています。

水処理ソリューションと導入の成果

アルカリ廃液の自社処理化により、年間400tの廃棄物を削減。また、環境負荷低減とコスト削減のほか、作業上の安全性も向上しました

栗田工業のプラント事業本部は、お客さまと共同でさまざまな切り口で調査・検討を行った結果、環境負荷低減とコストダウンの両面で最も効果のある施策として、廃棄処分しているアルカリ廃液を既設の排水処理設備で処理する方法の確立に取り組みました。栗田工業の開発部門も参画して処理技術を新たに構築し、既設排水処理設備で放流基準値以下に処理できるようアルカリ廃液を前処理する設備を提案しました。本提案をご採用いただいた結果、お客さまは400t/年の廃棄物を削減されました。

お客様の声

アルカリ廃液の自社処理化提案をご採用いただいた感想

今回は調査・検討段階から運転管理方法の確立までクリタさんと一緒に試行錯誤しながら取り組み、廃棄物量を大幅に削減することができました。環境負荷低減とコスト削減の効果はもちろんですが、アルカリ廃液の引き取り処分がなくなったことで作業上の安全性が大きく向上したことを評価しています。今後もさらにコストメリットのある改善提案をお願いしたいと思っています。

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