高温蒸気ドレンの回収により、重油量を13%削減!
EP笠原株式会社様
導入の背景・課題
硬度成分を含む高温蒸気ドレンの回収が課題となっていました
発泡スチロールを製造しているEP笠原株式会社様は、環境方針に基づき、事業活動における省エネルギー等環境負荷の低減を推進されています。お客様では製品を製造する工程で、冷却水と蒸気が直接混じるため蒸気ドレンに硬度成分が含まれます。この蒸気ドレンをボイラ給水とした場合、熱エネルギーの回収による省エネルギーになりますが、同時にボイラ内にスケールを付着させ燃料ロスが発生することが課題でした。
水処理ソリューションと導入の成果
「スケールの“付着防止”と“除去”の効果を持つ新素材」を配合したボイラ薬品により、重油量を13%削減しました
栗田工業ケミカル事業本部は、スケールの付着防止・除去能力に優れた新素材を配合したボイラ薬品を提案しました。本提案をご採用いただいた結果、蒸気ドレンの回収とボイラ内のスケール付着防止が可能になり、従来と比べて燃料である重油量の13%削減につながりました。

お客様の声

当初から技術スタッフと一緒に現場を詳しく調査し、こちらの安心・納得が得られる提案を出してくれたことと省エネルギー効果に感謝しています。
今後は当社グループ各社向けにも水処理による省エネルギー提案の展開を期待しています。