ボイラまわりの水処理システムを最適化し、重油量を15%削減!
アース製薬株式会社 坂越工場様
導入の背景・課題
「運転負荷に適したボイラ設備への更新」と「さらなる省エネルギー」が課題となっていました
家庭用殺虫剤等日用品を生産しているアース製薬株式会社坂越工場様では、環境方針に基づき省エネルギー機器の導入等事業活動における環境負荷の低減に努められています。お客様では長年の使用でボイラのエネルギー効率が低下してきたためボイラの更新を検討されていました。ボイラ設置時と現在では生産品目が変わり、必要な蒸気量に対して供給能力過剰であるため、この見直しと更なる省エネルギーが課題となっていました。
水処理ソリューションと導入の成果
蒸気測定量をベースにシミュレーションでメリットを明確化するとともに、
ボイラまわりの水処理システムを最適化することで、重油量を15%削減しました
栗田工業ケミカル事業本部は、蒸気量の測定をベースにしたシミュレーションにより更新後の省エネルギーメリットを明確にするとともに、ボイラ、付帯設備およびボイラ薬品を含めた最適な水処理システムを提案しました。本提案をご採用いただいた結果、ボイラの燃料である重油量の削減が可能となり、従来と比べて重油量の15%削減につながりました。

お客様の声

ボイラの詳細な運転データに基づくシミュレーションを提示してもらったことにより、省エネルギーおよびライフサイクルコストの両面で最適なボイラ設備を選択することができました。また、重油量だけでなく電力量も大きく削減できています。今後も省エネルギー提案を含めたトータルサポートを期待しています。