冷却水薬品とLTD値による管理により、電力使用量を2%削減!
霞が関ディー・エイチ・シィー株式会社様
導入の背景・課題
「高効率冷凍機設備の初期性能維持」が課題となっていました
霞が関ビルディングを含めた複数のビル群を対象に熱供給事業を行っている霞が関ディー・エイチ・シィー株式会社様は、高効率機器による省エネルギーと設備の安定稼働に取り組まれています。お客様では冷房用の冷凍機設備としてプレート型熱交換器のチラーがあります。この機器は冷房負荷に応じた運転ができる半面、冷却水の流速が遅いため汚れが堆積しやすく、余分な電力の使用につながります。しかも、分解清掃が構造上できないため、常に系内を清浄に保ち、初期性能を維持することが課題でした。
水処理ソリューションと導入の成果
「スライム、スケール防止効果の高い冷却水薬品」と「LTD 値による管理」により、電力量を2%削減しました。
クリタ・ビルテックは、スライム、スケール防止効果の高い冷却水薬品とLTD値による管理を提案しました。本提案をご採用いただいた結果、LTD値の上昇はなく、系内は清浄に保たれ、従来と比べて2%の電力量削減につながりました。

お客様の声

1年にわたる実機テストで効果を実証したこととLTD値による新しい管理指標ができたことを評価しています。2015年度は水処理によるレジオネラ属菌の常時抑制をテーマとしています。すでに6月から開始した試験処理のフォローを含め、今後も環境負荷低減の提案を期待しています。