散気装置の最適化により、電力消費量を12%削減!
アイオン株式会社 関東工場様
導入の背景・課題
「排水処理工程の電力量削減」と「散気装置の散気効率、耐久性向上」が課題となっていました
PVAスポンジに代表されるさまざまな機能性精密多孔質体を生産しているアイオン株式会社関東工場様は、環境方針に基づき、事業活動全体を通しての環境負荷低減に努められています。排水工程では、曝気槽で微生物によって有機物を分解していますが、微生物の状態を良好に保つために常に酸素を一定の濃度で維持する必要があり、酸素を供給する送風機の電力量の削減が課題となっていました。
水処理ソリューションと導入の成果
散気装置の最適化による酸素溶解効率の向上により、電力量を12%削減しました
栗田工業プラント事業本部は、従来の散気装置より酸素溶解効率を高めることができる超微細気泡型散気装置への改造を提案しました。本提案をご採用いただいた結果、お客様では送風機に使用する電力量削減が可能となり、従来と比べて電力量を年間12%削減されました。

お客様の声

要望にマッチした提案だったので、実機にて効果を確認し、採用しました。今後は、引き続きコスト削減につながる提案を期待するとともに、散気装置の耐久性と省エネ効果の実証をお願いします。