排水処理設備を最適化し、汚水処理量を14万6千m3/年増強!
一正蒲鉾株式会社 本社工場様
導入の背景・課題
「生産量拡大に伴う排水処理増加」が課題となっていました
かまぼこに代表されるさまざまな魚肉練り製品を製造している一正蒲鉾株式会社本社工場殿は、事業活動全体を通して環境負荷低減に努められています。排水工程では、曝気槽で微生物によって有機物を分解し、後段の沈殿槽で懸濁物質と水を分離して処理しています。今後、生産量が拡大することに伴い、排水量の増加と排水負荷の変動への対応が課題となっていました。
水処理ソリューションと導入の成果
「排水処理設備増強ポイントの特定と最適な水処理設備」により、汚水処理量14万6千m3/年の能力増強をしました
栗田工業プラント事業本部は、排水処理設備増強のポイントがBOD負荷への対応ではなく、懸濁物質の濃度上昇であることを見極め、ろ過器の増設を提案しました。本提案をご採用いただいた結果、年間14万6千m3の汚水処理能力を増強できました。

お客様の声

提案採用後も、市と協議して設定した通常より厳しい放流水基準値を継続して維持できていることを評価しています。また、排水管理の負担軽減につながっていることも感謝しています。今後も排水処理工程のさらなるコスト削減と工程全体での最適化につながる提案を期待しています。