2017年1月1日
第15号
水処理相談コーナー~有機排水処理の改善
【1】水関連ニュース
【2】水処理相談コーナー「有機排水処理の改善」
【3】KCR水処理教室(No.13):加圧浮上装置
【4】ひとこと:「水処理に不可能はない?」
【5】次号のお知らせ
┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏。 ○ ★クリタ・KCRメールニュース★ Vol.15 ゜ ゜ ==> http://kcr.kurita.co.jp/ ゜ ┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛ このメールニュースは、MSゴシックなどの等幅フォントでご覧いただ くと見やすくなります。 栗田工業 ★クリタ・KCRメールニュース★です。 日頃よりご愛読いただき、まことにありがとうございます。 今号は、水処理相談コーナーにて「有機排水処理の改善」の事例を 取り上げます。 ====≪CONTENTS≫========================================== 目次 【1】水関連ニュース 【2】水処理相談コーナー「有機排水処理の改善」 【3】KCR水処理教室(No.13):加圧浮上装置 【4】ひとこと:「水処理に不可能はない?」 【5】次号のお知らせ ================================================================== ┌──────────────────────────────── │・──────────────────────────────・ │ 【1】水関連ニュース │・──────────────────────────────・ │ ○水道水質基準のうち、トリクロロエチレンの基準値が0.03 │ mg/Lから0.01mg/Lに強化される見通しとなりました。 │ 厚生労働省が7月13日に公表した「水道水質逐次改正検討会」 │ 議事録にて、規制強化の方針が打ち出されています。ただし、 │ 未だ施行予定は公表されていません。 │ │ ■厚生労働省ホームページより(7ページ以降を御覧ください) │ http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/kenkou/suido/kentoukai/dl/kijun100712- a.pdf │ │ │ ○厚生労働省が「地域水道ビジョン策定状況」をまとめています。 │ それぞれの水道ビジョンには、各地域の水道事業を取り巻く実 │ 情が詳しく反映されています。 │ │ ■詳細はこちらから │ http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/kenkou/suido/topics/chiiki.html └──────────────────────────────── │・──────────────────────────────・ │ 【2】水処理相談コーナー「有機排水処理の改善」 │・──────────────────────────────・ │ Q:プラスチック製品工場の排水処理として、固定床式生物処理 │ (沈降性充填材を使用)と沈殿槽から成る設備を運用していま │ すが、時おり処理水質が悪化するようになった上、固定床の │ 逆洗回数が増えて処理が追い付かなくなってきたため、常時 │ 監視の人手まで必要となり困っています。改善する方法はあ │ りませんか。 │ │ A:トラブルの原因は調査が必要ですが、既設の固定床式生物処 │ 理を、流動床担体生物処理(微生物を付着させた小さな担体 │ を流動させる)に置き換えることができれば、逆洗は不要と │ なり、バルキングなど汚濁物質の流出の元となるトラブルも │ 発生せず、ノーメンテナンスでお使い頂けます │ また、流動床担体生物処理にすることで、沈殿槽に代えて、 │ 加圧浮上分離装置を使うことができます。沈殿槽にありがち │ な汚泥のキャリーオーバーなどの心配から解放され、運転管 │ 理が楽になります。 │ │ その後実際に調査したところ、トラプルの原因は「断続的な過 │ 負荷とメンテナンス不足による固定床の詰まり」と判明し、お │ 客様には既設の能力アップを兼ねて、固定床の流動床担体生物 │ 処理への改造と、加圧浮上分離装置の追設(沈殿槽は非常用と │ して存続)を実施されました。 │ │ 結果、汚濁物質の流出も、処理水量不足も起こらなくなった上、 │ 排水処理設備の監視員の方が他の設備の保守を兼任できるよう │ になり、大きな成果を上げられました。 │ │ ■流動床担体生物処理装置「バイオマイティ SK」の詳細は │ こちらです │ ==> http://kcr.kurita.co.jp/products/category_05/01/01-05.html │ │ ■加圧浮上分離装置「ミニハイフローター」の詳細はこちら │ ==> http://kcr.kurita.co.jp/products/category_05/01/01-01.html │ │ ■お問い合わせは │ ==> https://kcr.kurita.co.jp/ask/form01.aspx │ ==> フリーダイヤル 0120-40-7474 │ ※ログイン用パスワードの初期設定はご登録の電話番号 │ (ハイフンなし)です │ └──────────────────────────────── │・──────────────────────────────・ │ 【3】KCR水処理教室(No.13)「加圧浮上装置」 │・──────────────────────────────・ │ 今回ご紹介する「加圧浮上装置」と、前回ご説明した「凝集処理」 │ とは、用途によって使い分けられますが、その考え方とは?是非 │ ご覧ください。 │ │ ■詳しくはこちらから │ ==> /mailnews/school13.html │ │ ■前回はこちらです │ No.12「凝集処理」 │ ==> /mailnews/school12.html │ ※ログイン用パスワードの初期設定はご登録の電話番号 │ (ハイフンなし)です │ └──────────────────────────────── │・──────────────────────────────・ │ 【4】ひとこと 「水処理に不可能はない?」 │・──────────────────────────────・ │ 水処理技術では、工場排水やトイレの水でさえ超純水レベルにま │ できれいにすることが可能です。その意味では「水処理に不可能 │ はない」と言ってもあながち過言ではありません。 │ │ しかし現実には、排水を回収・再利用するよりも、水道など別の │ 水を持って来た方がコストが安いため「不可能はない」には「コ │ ストを度外視すれば」という条件が付いているのです。そのため、 │ 工場などでは放流による環境負荷を発生し続けてきました。 │ │ そこでクリタでは、水の再生コストを下げる工夫を続けてきまし │ た。最近では、工場排水を外へ出さずに製造用水に再生する場合 │ でも、短期間で投資回収できる例が増えてきています。 │ └──────────────────────────────── │・──────────────────────────────・ │ 【5】次号のお知らせ │・──────────────────────────────・ │ 次号は「提案・事例」と、KCR水処理教室「生物処理」を取り │ 上げる予定です。 │ ~★次号もお楽しみに★~ │ │ ■バックナンバーはこちら・・ │ ==> /mailnews/mn-index.html │ ※ログイン用パスワードの初期設定はご登録の電話番号 │ (ハイフンなし)です │ └──────────────────────────────── ,:∵⌒∵:,_,:∵⌒∵:,_,:∵⌒∵:,_,:∵⌒∵:,_,:∵⌒∵:,_,:∵⌒∵:, ┌──┐ │\/│ ○o皆さんの声をお聞かせくださいo○ └──┘ メールニュースへのご意見・ご感想・水に関する疑問などを お待ちしております! 下記URLまでお寄せください(本メールアドレスは送信専用です) ↓↓↓ https://kcr.kurita.co.jp/ask/form01.aspx ,:∵⌒∵:,_,:∵⌒∵:,_,:∵⌒∵:,_,:∵⌒∵:,_,:∵⌒∵:,_,:∵⌒∵:, ◇……━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……◆ 栗田工業株式会社 KCRセンター 問合せ窓口:電話 0120-40-7474 Webサイト:http://kcr.kurita.co.jp 《発行》栗田工業株式会社 東京都新宿区西新宿3-4-7 プラント事業本部 第二営業本部 メンテナンス部門 …─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─ 皆さまからお預かりしている個人情報は法令に基づき、利用目的である 当メールマガジン配信およびKCRセンターにおけるご案内に利用 させていただきます。 ◎メール配信停止 メールの配信停止は、「会員情報の変更」画面からお願いします。 http://kcr.kurita.co.jp (TOPページ右側メニューの一番下) ◆……━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……◇
【2】水処理相談コーナー「有機排水処理の改善」
【3】KCR水処理教室(No.13):加圧浮上装置
【4】ひとこと:「水処理に不可能はない?」
【5】次号のお知らせ
┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏。 ○ ★クリタ・KCRメールニュース★ Vol.15 ゜ ゜ ==> http://kcr.kurita.co.jp/ ゜ ┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛ このメールニュースは、MSゴシックなどの等幅フォントでご覧いただ くと見やすくなります。 栗田工業 ★クリタ・KCRメールニュース★です。 日頃よりご愛読いただき、まことにありがとうございます。 今号は、水処理相談コーナーにて「有機排水処理の改善」の事例を 取り上げます。 ====≪CONTENTS≫========================================== 目次 【1】水関連ニュース 【2】水処理相談コーナー「有機排水処理の改善」 【3】KCR水処理教室(No.13):加圧浮上装置 【4】ひとこと:「水処理に不可能はない?」 【5】次号のお知らせ ================================================================== ┌──────────────────────────────── │・──────────────────────────────・ │ 【1】水関連ニュース │・──────────────────────────────・ │ ○水道水質基準のうち、トリクロロエチレンの基準値が0.03 │ mg/Lから0.01mg/Lに強化される見通しとなりました。 │ 厚生労働省が7月13日に公表した「水道水質逐次改正検討会」 │ 議事録にて、規制強化の方針が打ち出されています。ただし、 │ 未だ施行予定は公表されていません。 │ │ ■厚生労働省ホームページより(7ページ以降を御覧ください) │ http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/kenkou/suido/kentoukai/dl/kijun100712- a.pdf │ │ │ ○厚生労働省が「地域水道ビジョン策定状況」をまとめています。 │ それぞれの水道ビジョンには、各地域の水道事業を取り巻く実 │ 情が詳しく反映されています。 │ │ ■詳細はこちらから │ http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/kenkou/suido/topics/chiiki.html └──────────────────────────────── │・──────────────────────────────・ │ 【2】水処理相談コーナー「有機排水処理の改善」 │・──────────────────────────────・ │ Q:プラスチック製品工場の排水処理として、固定床式生物処理 │ (沈降性充填材を使用)と沈殿槽から成る設備を運用していま │ すが、時おり処理水質が悪化するようになった上、固定床の │ 逆洗回数が増えて処理が追い付かなくなってきたため、常時 │ 監視の人手まで必要となり困っています。改善する方法はあ │ りませんか。 │ │ A:トラブルの原因は調査が必要ですが、既設の固定床式生物処 │ 理を、流動床担体生物処理(微生物を付着させた小さな担体 │ を流動させる)に置き換えることができれば、逆洗は不要と │ なり、バルキングなど汚濁物質の流出の元となるトラブルも │ 発生せず、ノーメンテナンスでお使い頂けます │ また、流動床担体生物処理にすることで、沈殿槽に代えて、 │ 加圧浮上分離装置を使うことができます。沈殿槽にありがち │ な汚泥のキャリーオーバーなどの心配から解放され、運転管 │ 理が楽になります。 │ │ その後実際に調査したところ、トラプルの原因は「断続的な過 │ 負荷とメンテナンス不足による固定床の詰まり」と判明し、お │ 客様には既設の能力アップを兼ねて、固定床の流動床担体生物 │ 処理への改造と、加圧浮上分離装置の追設(沈殿槽は非常用と │ して存続)を実施されました。 │ │ 結果、汚濁物質の流出も、処理水量不足も起こらなくなった上、 │ 排水処理設備の監視員の方が他の設備の保守を兼任できるよう │ になり、大きな成果を上げられました。 │ │ ■流動床担体生物処理装置「バイオマイティ SK」の詳細は │ こちらです │ ==> http://kcr.kurita.co.jp/products/category_05/01/01-05.html │ │ ■加圧浮上分離装置「ミニハイフローター」の詳細はこちら │ ==> http://kcr.kurita.co.jp/products/category_05/01/01-01.html │ │ ■お問い合わせは │ ==> https://kcr.kurita.co.jp/ask/form01.aspx │ ==> フリーダイヤル 0120-40-7474 │ ※ログイン用パスワードの初期設定はご登録の電話番号 │ (ハイフンなし)です │ └──────────────────────────────── │・──────────────────────────────・ │ 【3】KCR水処理教室(No.13)「加圧浮上装置」 │・──────────────────────────────・ │ 今回ご紹介する「加圧浮上装置」と、前回ご説明した「凝集処理」 │ とは、用途によって使い分けられますが、その考え方とは?是非 │ ご覧ください。 │ │ ■詳しくはこちらから │ ==> /mailnews/school13.html │ │ ■前回はこちらです │ No.12「凝集処理」 │ ==> /mailnews/school12.html │ ※ログイン用パスワードの初期設定はご登録の電話番号 │ (ハイフンなし)です │ └──────────────────────────────── │・──────────────────────────────・ │ 【4】ひとこと 「水処理に不可能はない?」 │・──────────────────────────────・ │ 水処理技術では、工場排水やトイレの水でさえ超純水レベルにま │ できれいにすることが可能です。その意味では「水処理に不可能 │ はない」と言ってもあながち過言ではありません。 │ │ しかし現実には、排水を回収・再利用するよりも、水道など別の │ 水を持って来た方がコストが安いため「不可能はない」には「コ │ ストを度外視すれば」という条件が付いているのです。そのため、 │ 工場などでは放流による環境負荷を発生し続けてきました。 │ │ そこでクリタでは、水の再生コストを下げる工夫を続けてきまし │ た。最近では、工場排水を外へ出さずに製造用水に再生する場合 │ でも、短期間で投資回収できる例が増えてきています。 │ └──────────────────────────────── │・──────────────────────────────・ │ 【5】次号のお知らせ │・──────────────────────────────・ │ 次号は「提案・事例」と、KCR水処理教室「生物処理」を取り │ 上げる予定です。 │ ~★次号もお楽しみに★~ │ │ ■バックナンバーはこちら・・ │ ==> /mailnews/mn-index.html │ ※ログイン用パスワードの初期設定はご登録の電話番号 │ (ハイフンなし)です │ └──────────────────────────────── ,:∵⌒∵:,_,:∵⌒∵:,_,:∵⌒∵:,_,:∵⌒∵:,_,:∵⌒∵:,_,:∵⌒∵:, ┌──┐ │\/│ ○o皆さんの声をお聞かせくださいo○ └──┘ メールニュースへのご意見・ご感想・水に関する疑問などを お待ちしております! 下記URLまでお寄せください(本メールアドレスは送信専用です) ↓↓↓ https://kcr.kurita.co.jp/ask/form01.aspx ,:∵⌒∵:,_,:∵⌒∵:,_,:∵⌒∵:,_,:∵⌒∵:,_,:∵⌒∵:,_,:∵⌒∵:, ◇……━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……◆ 栗田工業株式会社 KCRセンター 問合せ窓口:電話 0120-40-7474 Webサイト:http://kcr.kurita.co.jp 《発行》栗田工業株式会社 東京都新宿区西新宿3-4-7 プラント事業本部 第二営業本部 メンテナンス部門 …─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─ 皆さまからお預かりしている個人情報は法令に基づき、利用目的である 当メールマガジン配信およびKCRセンターにおけるご案内に利用 させていただきます。 ◎メール配信停止 メールの配信停止は、「会員情報の変更」画面からお願いします。 http://kcr.kurita.co.jp (TOPページ右側メニューの一番下) ◆……━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……◇