排水の水質変動に対応!コスト削減に寄与!「S.sensing CS」と「ゼータエース S」
排水 凝集分離
このような問題でお悩みの企業様に最適です
- 原水の水質変動が大きいので管理が大変
- コスト削減が課題
- 人手不足で省力化したい
- 水質の状態をリアルタイムに遠隔でモニタリングしたい
排水処理設備の担当者が直面する課題と解決のカギ
製造業においては、製品の種類や生産量に伴い、原水の水質が大きく変動することが少なくありません。
こうした変動に対応する排水処理設備の運用では、「コスト削減」「省力化」「安定運転」といった課題への対応が求められ、担当者様にとって大きな負担となっています。
できるだけ経費を抑えつつ、安定した水処理を行うためには、処理水と汚泥の分離工程において重要なプロセスである「凝集処理」の見直しが不可欠です。
「コスト削減」「省力化」「安定運転」に“リアルタイム”に効く!
「S.sensing CS」と「ゼータエース S」がすべての問題に効果を発揮します。
「S.sensing CS」で、“多めに一定量注入”から“原水の変動にあわせた最適量注入”へ
「S.sensing CS」は無機凝集剤の注入量を自動で最適化するシステムです。
原水の水質悪化に対応するため、過去のデータを基に無機凝集剤を一定量注入したり、毎日沈殿槽で濁度を測定して薬注量を調整したりしても、多くの場合、安全を見越して多めの注入量に設定されがちです。その結果、どうしても薬剤の余剰が発生してしまいます。この余剰分の無機凝集剤は汚泥として排出されるため、無機凝集剤の無駄遣いに加え、廃棄物処理コストの増加にもつながります。
「S.sensing CS」は、クリタが特許を有する、凝集槽内で濁度を計測できるセンサーを活用することで、原水の水質変動にリアルタイムで対応し、最適な無機凝集剤の注入を可能にします。これにより、「コスト削減」「省力化」「安定運転」といった排水処理における主要な課題の解決を実現します。
例えば、毎日午前と午後に濁度を測定して薬注量を調整している場合でも…
余剰注入をしている可能性があります
「S.sensing CS」は、無機凝集剤の余剰注入をなくし、無機凝集剤に由来する汚泥の発生量や中和剤の使用量を削減します。
安定運転できていても実は…
常に薬品を過剰注入し、汚泥を増やしているかも!
さらに、「S.sensing CS」は遠隔監視機能「S.sensing WEB」を標準搭載しており、凝集処理の現場に行かなくても、お客様のお手元に処理状況をお知らせします。
現場にいなくてもアクセス可能!
どこからでもシステムにアクセスでき、遠隔での監視・管理が可能です。
月次レポートなど、集計データの蓄積と見える化!
運転データを自動で集計・保存し、レポートとして可視化します。
24時間体制で監視、異常をメールでお知らせ!
常時監視により異常を即時検知し、メールで迅速に通知します。
少量で効く!最先端の高機能型凝集剤「ゼータエース S」
高機能型凝集剤「ゼータエース S」は、排水中の微細なコロイド粒子を高効率で捕捉します。
そのため、通常の無機凝集剤(硫酸バンドやPAC)と比較して、少量で同等の効果を発揮します。
結果として、無機凝集剤の使用量を大幅に削減でき、無機凝集剤に由来する汚泥の発生量や中和剤の使用量も抑えられるため、コストダウンの実現につながります。
詳しくはこちら>汚泥・二酸化炭素排出量を減らしたい
現在お使いの硫酸バンドやPACに比べ、少量で効果を発揮、汚泥も削減します
導入事例のご紹介
PACをゼータエース Sに切り替えS.sensing CSで自動薬注制御することで、処理水質が安定し、コストの削減と運転管理の省力化を両立しました。
〇対象:食品製造工場
〇排水量:180m3/日
〇ご提案:無機凝集剤PAC定量注入→高機能型凝集剤「ゼータエース S」+自動薬注制御「S.sensing CS」
現在お使いの設備で、薬品コストや汚泥処分費がどれだけ削減できるか、簡単に試算できます!
シミュレーションはこちら ==>
●本サービスに関する事例はこちら
・「S.sensing CS」は契約商品です。
・「ゼータエース S」は、お客様のご要望に応じてオプション選択が可能です。
・無機凝集剤から「ゼータエース S」へ切り替えるだけでも、大きな効果が期待できます。
・導入にあたっては、現場テストによる効果確認も行っています。