相談事例 No.17
純水装置の運転管理を省力化したい
用水・純水ご相談内容
純水装置の運転管理を省力化したいのですが
当工場の純水装置は工業用水を原水としており、その水質は季節によって大きく変動します。このような水質変動に対しては、設備管理担当者が毎日の運転状況を確認し、経験に基づいて運転条件を調整することで対応しています。
しかし、設備管理を担当する人員は少なく、また管理対象となる設備と点検項目は水処理以外にも多岐にわたります。さらに、経験のあるベテラン担当者が配置転換で他部署に異動してしまう可能性もあるため、後継者不足の点も気になります。
純水装置について、運転管理を簡素化できる良い方法はないでしょうか?
業種 | 電子部品製造業 |
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設備 | 純水製造設備 |
水量 | 10m3/h |
KCRセンターからの解決策
K-ecoメンテナンスサービスはいかがでしょう
日常の運転管理にお悩みのお客様には「K-ecoメンテナンスサービス」が最適です。
K-ecoメンテナンスサービスは、IoTシステムを使って水処理装置に関する運転データをクリタの専門スタッフが確認・解析することで、給水水質の変動や水処理装置の異常傾向を早期に発見することができます。
お客様は「コンディションインデックス」で運転状況を一目で把握できます
K-ecoメンテナンスサービスは、水処理装置の運転状況をシンプルな「コンディションインデックス※」で表すことで、日常の運転状況を簡単に把握することができます。
K-ecoメンテナンスサービスの導入に向けた無料の診断メニューもご用意しておりますので、まずは現状について、お聞かせいただけないでしょうか?
※コンディションインデックスとは、水処理装置の設計値に対する実際の性能を表わす指標です。リアルタイムの運転データや水質分析結果などの膨大なデータを、単一の指標として表すことで、水処理装置の運転状況を一目で把握することができます。

ご相談いただいた結果
運転管理負担の軽減・安定運転の継続に貢献しました
その後、K-ecoメンテナンスサービスをご採用いただいた結果、「日常的な水質管理」や「定期的な運転条件の調整」などの運転管理を省力化するとともに、給水水質に変動があった場合にも、クリタが適切な運転条件をご提案することで、純水装置の安定運転に貢献することができました。