水処理教室

水をきれいにするための基礎から、さまざまな処理技術まで、初心者にもわかりやすく解説しています。

解説内容
設備

並び順

  • No.076 ボイラ・スチーム

    ボイラで発生する障害 ーキャリーオーバ障害一

    ボイラにおけるキャリーオーバとは、ボイラ水中に溶解している塩類などがボイラ水の飛沫とともに蒸気の流れに伴って蒸気系統に移行してしまう現象です。今回の水処理教室では、キャリーオーバの種類に加えて、発生する原因と対策を解説します。

  • No.075 ボイラ・スチーム

    ボイラで発生する障害 ースケール障害一

    カルシウムやマグネシウムなどの硬度成分がボイラ内に持ち込まれると、ボイラ水中では温度上昇による溶解度の低下と濃縮による濃度上昇によって不溶性の固形物が生じます。そして、その一部はスラッジとしてボイラ内に堆積、あるいはスケールとしてボイラ管内壁に付着(特に伝熱面では濃縮度が高くスケール化が促進)します。今回の水処理教室では、スケールの発生要因とスケール障害を防止するための対策について解説します。

  • No.74 ボイラ・スチーム

    ボイラで発生する障害 ー腐食障害一

    低圧ボイラの腐食の要因として、pH、酸素や二酸化炭素などの溶存ガス、溶解している塩類の種類や濃度、温度、流速などが挙げられます。その中でも、pHと溶存ガスによる腐食が最も多く発生します。腐食障害が起きてしまうと、蒸発管・水管の穴あきによる水漏れやドレン(復水)配管の穴あきによる蒸気や水の漏れが起こる恐れがあり、最悪の場合ボイラの運転停止につながってしまいます。今回の水処理教室では、ボイラにおける腐食の発生要因と腐食障害を防止するための対策を解説します。

  • No.073 冷却水・冷凍機

    冷却水系に潜むレジオネラ症感染のリスク

    冷却塔を伴う開放循環冷却水系は、レジオネラ属菌の繁殖によりレジオネラ症(在郷軍人病)という感染症の発生源になることがあります。重篤な場合は、死亡例も報告されている恐ろしい感染症です。今回の水処理教室では、レジオネラ症の概要と、原因であるレジオネラ属菌が繁殖しやすい環境などについて解説します。

  • No.072 冷却水・冷凍機

    冷却水系で発生する障害の種類 ―スライム障害―

    主に大気開放されている冷却水の系統で、微生物が代謝物として生成した粘質物が、土砂等の無機物質を取り込んで軟泥状のスライムを形成することがあります。スライムが、熱交換器に付着すると、熱伝導率が低下してエネルギーロスが発生したり、散水板・ストレーナーの閉塞による運転停止につながることがあります。今回はスライムによる障害とその対策について解説します。

  • No.071 冷却水・冷凍機

    冷却水系で発生する障害の種類 ―スケール障害―

    栗田工業KCRセンターの梶原です。スケール障害は冷却水に含まれる硬度成分(マグネシウムやカルシウム)やシリカ等が、冷却塔における水分の蒸発や伝熱面での加温等により、析出(スケール化)することで発生します。析出したスケールは、熱交換器や冷却塔内部、配管等に付着し、熱交換効率の低下によるエネルギーロスの要因になるほか、ポンプ圧の上昇、流量の低下等設備の安定運転を妨げる要因にもなります。今回は、このスケール障害とその対策について解説します。

  • No.070 冷却水・冷凍機

    冷却水系で発生する障害の種類 ―腐食障害―

    栗田工業KCRセンターの梶原です。腐食障害は、金属が水と酸素の存在下でさびとなる事、それにより配管などの厚みが薄くなる事に起因して発生します。冷却水系を構成する熱交換器や配管などが腐食すると、設備寿命の低下や補修費用の発生、漏水等による設備の運転停止など、多大な損失につながります。今回の水処理教室では、冷却水系における代表的な障害の一つ「腐食障害」について、腐食の反応機構や対策の考え方を解説します。

  • No.069 冷却水・冷凍機

    冷却水の水処理を行う必要性

    栗田工業KCRセンターの梶原です。産業における冷却プロセスや空調設備には、冷却用の水(冷却水)をよく使います。冷却水の系統は、水に起因する各種障害が発生するので、効率よく、安定して稼働させるためには、水処理薬品による冷却水の処理が効果的です。今回は、冷却水の水処理によって得られるメリット、水処理薬品を使用する上で重要なポイント等を解説します。

  • No.002 一般事項

    水処理とはなにか

    栗田工業/KCRセンターの佐藤です。№2の水処理教室では、「水処理とはなにか」についてお話いたします。水処理とは水の中から不純物を取り除くことです。生活用水では見た目の清浄さや健康維持を目的とし、産業用の水は用途に合わせた処理プロセスがあります。また、排水は環境への負荷を少なくして放流する必要があります。その処理方法について説明します。

  • No.006 用水・純水 前処理・ろ過

    純水設備の前処理

    栗田工業/KCRセンターの坂倉です。№6の水処理教室では、「純水設備の前処理」についてお話いたします。工業用水は浄水場で処理していないため濁質を含みます。また、井戸水は鉄やマンガンを含んでいる場合、汲み上げた後に酸化して濁質となってしまいます。その濁質を取り除くための純水設備の前処理について分かりやすく解説いたします。

  • No.007 用水・純水 前処理・ろ過

    膜を使った前処理方法

    栗田工業/KCRセンターの佐藤です。№7の水処理教室では、「膜を使ったろ過」についてお話いたします。砂ろ過など、通常の前処理では微細な濁質が残ることがあり、そのまま製造工程で使用すると様々なトラブルを起こしてしまいます。そこで、砂ろ過を通り過ぎる微細な濁質を除去するために膜が開発されました。そのしくみを解説いたします。

  • No.12

    凝集処理

    栗田工業/KCRセンターの池上です。№12の水処理教室では、「凝集処理」についてお話いたします。自然界に存在する微細粒子は、一般的にマイナスに帯電しているため、互いに反発して凝集しません。そこで、プラス荷電をもつ凝集剤を添加すると中和され凝集が起こります。その凝集の方法などについて分かりやすく解説いたします。

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